« ブラックワイドショー | トップページ | いやいや、よくできてるなぁ・・ »

2004.01.05

数学教育

おいらと同姓のサタケ氏のblogの『台形面積の公式など小学算数で「復活」へ』を読んで・・。

おいらも同様に初等教育での数学の目的として計算技術の向上に偏るってのはいかがなものかと思う。数学の世界観をイメージや感覚で正しく捉えられる入り口まで導く・・ってのが理想のような気がするなぁ。
何かの記事で「計算技術をバリバリやればあとは要らん!」と公言されている教師の人もいるようですけど、まぁなんにせよ何かに偏れば一長一短もそれぞれ増幅されるんでしょうに。
ただ純粋数学者のいう「数学の持つ芸術的な神秘性や美しさ」ってのをいきなりってのもどうかと思いますが。
この辺の純粋数学者のオタクっぷりというか芸術家肌みたいなところは『人間精神の名誉のために―数学讃歌』ハーディの『ある数学者の生涯と弁明』などの名著を読むと楽しめます。

ただ、「論理的思考を育てる」ってのはあまり数学に向いてないと思ってます。
藤原正彦氏の『数学者の休憩時間』って本でも書いていましたが、「つり銭勘定もできないようなアメリカのおばちゃんでも実に論理的な議論を展開する」んだそうです。
確かに平均的にはアメリカ人は足し算の概念しか持っていないんだそうで、そういう意味では一則演算ってことっすかね。
ま、確かに数学者が論理的な議論がうまいかというとそうは思えないし、むしろなにか偏った人・・もっと言っちゃえば変人が多い気がするし(笑)。
この本では論理的思考は真か偽しかない数学より幅のある言語、つまり国語で教育するのがふさわしいとあります。
それはそれで納得かも・・。

|

« ブラックワイドショー | トップページ | いやいや、よくできてるなぁ・・ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4540/4169526

この記事へのトラックバック一覧です: 数学教育:

« ブラックワイドショー | トップページ | いやいや、よくできてるなぁ・・ »